あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。(詩篇37:5)
またまた大変ご無沙汰しました。こちらも夏真っ盛り。一晩中天井の扇風機が必要です。
やけどのクムディニばあちゃんが亡くなってすぐ、2月の初旬3歳のクランティがやってきました。両脚からおなか、おしりにかけて30%以上の重症熱傷でした。ここでは、無理かなと思ったのですが、大きな病院に行くお金がなく、治療を始めました。ほぼ毎日の傷の処置で泣き叫び、何回も植皮をし、5月の初旬にこれで最後のはずだった植皮がうまくいきませんでした。ちょうどこの頃、やっと歩けるようになり、しかもお尻がまだ痛くて座れないので、食事も立ってしていました。なので、ベッド上で過ごしていた時には問題にならなかった静脈のうっ滞が悪さをしたようです。また治療が長引いているので、使える血管がなくなってしまい、麻酔をかけることも、輸血をすることも難しくなってきました。
クランティも私たちも疲れ果て、ちょっとお休みということで、自然に皮膚が伸びるのを期待していたのですが、傷の状態はなかなか改善しません。ベッド上で過ごしていれば良くなるはずなのですが、せっかく歩き始めた3歳には無理な注文です。6月中旬に何とか麻酔をかけ、汚い組織を切除する手術をし、その後2週間私は不在でした。その間看護師さんたちが処置をしてくれていたのですが、昔ながらの傷を乾かすという方法をとっていました。傷を開放し、ハエがたかるのを防ぐため、蚊帳の中で過ごさせていたのです。結果的に歩くことがなくなり、私が戻ってきた時には、傷はかなり良い状態になっていました。処置の方法はどうであれ、ともかく蚊帳の中にいてもらう必要があります。蚊帳の中で過ごすため、ビニールのボールと本をあげました。すると入院してからずっと笑うことのなかった彼が、唇の端4分の1くらいで笑みをうかべたのです。
7月になってもう一度植皮をしました。これも半分はつかなかったのですが、傷の状態は植皮によってさらに改善しています。最近は、明らかに笑顔が出るようになりました。病院の裏口から帰る私に、ベランダのベッドにいるクランティが「アンビ(年上の女性に対する呼びかけ)、バイバイ」と言ってくれます。近々もう一度植皮をし、これで最後にしたいと思っています。どうぞお祈りください。